競歩界の若きエースとして注目を集める藤井菜々子(ふじい ななこ)選手。
近年では日本記録を次々と塗り替える実力だけでなく、2025年9月20日の世界陸上では女子20km競歩で銅メダルを獲得しました。すごい結果ですね。
競技中に身に着けていた「黒リボン」が話題となり、ファンやメディアの関心を集めています。
この記事では、そんな藤井菜々子選手の身長や出身高校といった基本プロフィールから、黒リボンに込められた意味まで、気になるポイントをわかりやすく解説していきます。
競歩という競技の奥深さとともに、彼女の人柄や競技に向き合う姿勢も見えてくるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
🏃♀️銅メダル・ #藤井菜々子 は日本女子史上初&日本新記録のW快挙
「まさかのこの大会でベストが出るとは」「大感激です」 #世界陸上 pic.twitter.com/6u1YqzigCu— スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) September 20, 2025
藤井菜々子のプロフィール
基本情報と陸上を始めたきっかけ
藤井菜々子(ふじい ななこ)さんは、1999年5月7日生まれの福岡県出身。
詳しくは福岡県福岡県那珂川市出身です。
まだ20代半ばながら、すでに日本の競歩界では知らぬ者なしの実力派選手です。
小学1年生の頃から校内マラソン大会で優勝しており、3年生から陸上クラブに通い始めたのだとか。
様々な競技に取り組んでいたようですが本人は長い距離を走ることに向いていたとのことです。
藤井菜々子の身長は?
公式データと体型の特徴
藤井菜々子選手の公式身長は159cm。成人女性の平均(だいたい158〜159cm)とほぼ同じくらいで、特別高いわけでも低いわけでもない、まさに「ど真ん中サイズ」といえる体格です。
ただし!この身長、競歩選手としてはかなりバランスの良いゴールドゾーン。
身長が高すぎると重心がブレやすく、逆に低すぎるとストライドが小さくなりがち。159cmという数字は、まるで競歩の神様が「ここがベスト」と設計したかのような絶妙さです。
しかも、藤井選手は体型全体の印象がとてもしなやかで無駄がないんです。いわゆる“細マッチョ系”といいますか、筋肉質だけど重く見えない、それでいてスタミナも抜群というアスリート理想形。
実際、彼女のフォームを見ていると、姿勢の美しさに惚れ惚れします。足を前に出すときのスムーズさ、地面との接地の音の軽さ、もう職人技レベル。これで「歩いてる」と言われても信じられないレベルです。
個人的には、藤井選手のような“体型に頼らない勝負”ができる競技って、めちゃくちゃカッコいいと思っています。
例えば、バスケやバレーなら身長が物を言うけど、競歩では技術・集中力・体幹力のほうが重要。つまり、実力が正当に評価されやすい世界なんですよね。
そんな意味でも、藤井菜々子選手の「159cm」は、数字以上の価値を持っていると思います。見た目の印象は柔らかいけれど、実際は内に秘めた“鉄の意志”。まさに「強さは外見にあらず」を体現している選手です。
🗼世界陸上東京大会📷
女子20キロ競歩で、藤井菜々子選手が銅メダルを獲得しました!#世界陸上2025東京 #WCHTokyo2025 #藤井菜々子 pic.twitter.com/hvmIYAidjr— 時事通信社写真部 (@jiji_shashinbu) September 20, 2025
出身高校はどこ?
北九州市立高校での活躍
藤井菜々子選手の出身高校は、福岡県にある北九州市立高校地元では「市立(いちりつ)」の愛称で親しまれている学校で、実は陸上の強豪校としても知られています。
「駅伝を走りたい」という理由でこちらの高校に入学したそうです。かっこいいですよね。
この学校、部活が本気です。中途半端な気持ちで入部しようものなら、筋肉痛と朝練に泣かされるとか、されないとか…。
そんなガチな環境の中で、藤井選手は高校1年のときから全国レベルで頭角を現していきます。
1年生にして全国高校駅伝の地区大会を走ったそうです。
ところが1年生の2月ににケガをしてしまい、「リハビリがてら」と始めたのが競歩。
そう、“軽い気持ち”で始めたら、インターハイ日本一まであっという間に行っちゃったという…。才能の暴力。
しかも彼女、1度やると決めたら本気モード。高校2年・3年と全国高校総体(インターハイ)などで好成績を連発し、一躍「高校競歩界のニュースター」に。気づけば、競歩が本職になっていたわけです。
2020年には女子20km競歩で東京五輪に出場されています。
個人的には、「怪我→転向→大成功」って、スポーツ漫画の王道展開そのままじゃないですか? もし藤井菜々子物語がアニメ化されたら、第1話のサブタイトルは『運命の遠回り』で決まりですね(笑)。
黒リボンの意味とは?
いつ・なぜ着けていたのか
2025年の9月20日、東京世界陸上での藤井菜々子選手の姿が大きな話題となりました。
注目のレースに登場した彼女のユニフォームには、胸元に黒いリボンが。
一見するとファッションにも見えるこの黒リボン。
ですが、スポーツの世界では、黒リボン=追悼や弔意の表現であることが一般的です。
実はエディオンの元監督で藤井菜々子選手のサポートをしてくださっていた川越学氏が、2025年8月に63歳で死去されていました。
脳卒中でした。
【訃報】女子長距離トップ選手を育てた川越学さんが死去 63歳https://t.co/slRWOXWKtq
現役引退後は実業団の資生堂、エディオンなどでコーチや監督を務めた。21年からはエディオンで競歩日本代表の藤井菜々子らを指導。昨年4月には東海大静岡の女子駅伝部監督に就任していた。 pic.twitter.com/HPcVBsjkEw
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 25, 2025
もちろん、藤井選手本人からは公式なコメントは出ておらず、黒リボンの理由は明言されていません。
でも、競技中にあえてそのようなシンボルを身につけるというのは、並々ならぬ覚悟と意味を感じます。
【世界陸上】藤井菜々子、喪章をつけてレースへ 指導受けていた川越学氏が8月に脳卒中で死去#藤井菜々子 #競歩 #女子20キロ競歩 #東京2025世界陸上 #WCHTokyo25 https://t.co/XLtGuSOdLQ
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 19, 2025
まとめ
藤井菜々子が注目される理由
競歩界のエース・藤井菜々子選手。
その注目度は「記録」や「成績」だけにとどまりません。
個人的には、彼女の競技スタイルと人間性に派手さはないけど芯が強い、まさに“歩く哲学”という印象を受けました。
これからますます世界の舞台で名を馳せていくであろう彼女の姿から、まだまだ目が離せません!
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