タレントのIMALUさんが、都会の喧騒を離れ、自然豊かな奄美大島で新たな生活をスタートさせているのをご存知でしょうか?
父に明石家さんまさん、母に大竹しのぶさんを持つ「二世タレント」としての葛藤を乗り越え、30代を迎えた彼女が辿り着いたのは、海辺の街での穏やかな暮らしでした。
特に注目すべきは、交際8年になるパートナーと築いた“事実婚”に近い関係性です。
籍という形式にとらわれず、DIYで建てたオーシャンビューの自宅で、互いを尊重し合う日常。
なぜ彼女は奄美大島を選んだのか? 法律婚ではなく、事実婚という形を選んだ理由とは? 本記事では、IMALUさんが語る自分らしい幸せの形と、パートナーとの飾らない日常に迫ります。
IMALU、父・明石家さんまの忘れられない思い出を語る 現在は奄美大島と東京の二拠点生活中 #テレ朝POSThttps://t.co/FRYXafpRwR
— テレ朝POST (@post_tvasahi) October 9, 2025
IMALUとは? 基本プロフィールと背景
タレント家系と二世タレントとしての葛藤
IMALUさん(イマル、本名:大竹いまる)は、1989年9月19日生まれ、東京都出身のA型です。
父はお笑い界のレジェンド・明石家さんま、母は名女優・大竹しのぶという芸能界の“華やかな家系”で育ちました。
身長150cmと小柄ながら、モデル、タレント、歌手など多彩な顔を持ち、2009年にはファッション誌『Zipper』でモデルデビュー。
しかし、華やかなバックグラウンドには、本人しかわからない葛藤もあったようです。
デビュー当初から、メディアや世間は「さんまの娘」「大竹しのぶの子」といった文脈で彼女を語ろうとしました。
IMALUさん自身は、親の名前が前面に出ることに複雑な思いを抱えてきたと語っています。
「本当は言いたくなかった、両親の名前を出されるのが嫌だった」そんな言葉は、タレントとして表舞台に立つ者にとって、名前の重さを感じさせますよね。
加えて、親が“華やかな仕事”を好み、“スポットライト”を愛する性質である点と、自分自身の感覚のズレを感じていたという発言もあります。
デビュー前後は、「周囲が敷いてくれたレールに乗って活動を始めたが、それが自分に合っているのか迷っていた」時期もあったようです。
また、次のように感じたことも過去を振り返り語っています。
自身はタレント活動をする中で「両親は仕事が大好きだしスポットライトが大好きだけど、自分は違うんだな、と気づいていた」
■■YAHOO!ニュースより引用
私見を交えれば、この種の家系という“重み”は、普通のタレントよりも常に重力を感じさせるものですよね。
才能や志を抱えていても、親の影に隠れてしまう恐れ、逆に親を越えなければ評価されない焦燥……。
そういう葛藤だって、きっと幾度もあったはずです。
しかしIMALUさんの強さは、親の名前を自ら語ることも、ある時は距離を置くことも選択肢にできる点にあると思います。
彼女は、自分自身の声や表現を模索しつつ、家系という宿命と折り合いをつけながら歩いてきたのだと思います。
IMALU奄美大島への移住と暮らし
移住を決めた理由とタイミング
IMALUさんが奄美大島への移住を決意したのは、2022年、約3年前のことです。
奄美大島はパートナーの故郷です。
当初は、都会と自然を行き来する二拠点生活という形でスタートを切りました。
コロナの前から物件は探していたようで、パートナーの父のルーツが奄美大島で遊びに行き、ここに住みたいと直感で思ったようです。
またIMALUさん自身元々海の近くに住みたいという願望もあったのだとか。
交際8年のパートナーと共に移住を決めた大きな動機の一つは、都会の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできる場所を求めていたことです。
奄美大島の温暖な気候や美しい海の景色は、まさにその理想を体現していました。
この移住は、単なるリフレッシュではなく、タレントとしての発信力を、社会的なテーマへと繋げるためのライフスタイルのシフトチェンジだったと言えるでしょう。
UMI協議会主催のマリンレジャー体験会で、タレントのIMALUさんがマリンレジャーを体験!🌊✨️
奄美大島と東京の2拠点で活躍されているIMALUさん🏝
インストラクターに指導を受けながらシーカヤックに挑戦されていました🛶 pic.twitter.com/NLTj1PnzjB
— 国土交通省 CtoSeaプロジェクト (@c2_sea_project) May 26, 2023
DIYで建てたオーシャンビュー自宅と日常風景
IMALUさんとパートナーは、奄美大島での生活をより充実させるため、海を一望できる場所にDIYで自宅を建設しました。

出典:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/abematimes/trend/abematimes-10198234
この家は、3LDKの広さを持ち、建設過程では木を切るところから始め、手作りの家具やインテリアで彩られています。
自分の手で家を作り上げるという作業は、単なる住居の確保以上の意味があります。
これは、都会での「敷かれたレール」から完全に離れ、自分たちの意志と力で生活を創造するという強いメッセージです。
日常生活では、近所の人々との交流や、自然と共存する豊かな暮らしが営まれています。
インタビューでは、次のように語っています。
奄美に行く前は私が来ることによって地元の方からネガティブな反応もあるかと覚悟していましたが全然違った。「よく来てくれたね」って。奄美の人はいい人ばかりだし、今の生活にチャレンジして本当に良かったです。
■「https://chanto.jp.net/articles/-/1004351?display=b」より引用
IMALUさん自身も、奄美大島に来る際は、不安もあったんですね。
時間の経過とともにその不安はなくなったようですね。
最近では「今が一番幸せです」と語っており、このDIYの家と、そこで送るシンプルな生活は、彼女が地に足の着いた、自分らしい幸せを見つけたことの象徴と言えるでしょう。
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IMALU交際8年のパートナーとの関係
年齢差・職業・出会い
IMALUさん(35歳)とパートナーは、交際8年を迎えています。
パートナーはIMALUさんより6歳年上で、音楽関係の仕事に従事しているとのことです。
パートナーはIMALUさんとはタイプの違う方のようで、芸能界には全く興味がないタイプで、大竹しのぶさんのことも、IMALUさんのことも知らなかったようです。
「優しくて一緒にいて楽だ」と語っています。
長年の交際を経て、深い信頼関係を築いていることが伺えます。
二人は奄美大島での生活を共にし、自然豊かな環境での暮らしを楽しんでいます。
私自身、このような長期間にわたる交際は、双方の理解と尊重があってこそ成り立つものだと感じます。
特に、芸能界という華やかな世界で生活する中で、一般の人々と深い関係を築くことは容易ではないでしょう。
しかし、IMALUさんとパートナーは、お互いの価値観やライフスタイルを尊重し合い、共に歩んできたのだと思います。
「事実婚」に近い形を選ぶ理由とスタンス
IMALUさんとパートナーは、現在「事実婚」に近い形で生活しています。
これは、籍を入れることに対する明確な拒否ではなく、あくまで「今はそのタイミングではない」というスタンスから来ているようです。
IMALUさん自身も、お互いの両親にも紹介済みのようですが、事実婚に「近いかも」と語っており、柔軟な考え方を示しています。
また次のようにも話しており、どちらでも良いスタンスを保っているようですね。
「籍を入れる入れないも関係値はあまり変わらない。籍を入れるオプションも考えています」
■YAHOO!ニュースより引用
私の個人的な見解として、結婚という形にこだわらず、お互いの信頼と愛情を大切にする関係性は、現代において非常に自然であり、尊重すべきものだと考えます。
社会的な枠組みに縛られることなく、二人の関係がどのような形であれ、幸せであればそれが最も重要なことだと思います。
今後とまとめ
IMALUさんは、これまでのインタビューやメディア出演を通じて、自分らしい幸せの形を模索し続けています。
彼女が大切にしているのは、「自分の気持ちに正直でいること」「他人の期待ではなく、自分の価値観を優先すること」「心地よい環境で過ごすこと」などです。
これらの価値観は、奄美大島での暮らしにも反映されており、自然と共に過ごす時間や、パートナーとの穏やかな日常が、彼女の幸せの一部となっています。
私自身、IMALUさんの生き方には共感を覚えます。
現代社会では、結婚や家庭の形が多様化しており、伝統的な枠組みにとらわれない生き方が広がっています。
IMALUさんのように、自分の価値観を大切にし、心地よい環境で過ごすことは、多くの人々にとっての理想的な幸せの形であると言えるでしょう。
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