作曲家の神津善行(こうづ よしゆき)さんと女優の中村メイコさんといえば、昭和から令和にかけて日本の芸能界を支えてきたご夫婦です。
そんな二人には「息子がいるの?」「娘は誰?」「家族構成が気になる」といった声がよく聞かれます。
この記事では、神津善行さんと中村メイコさんの家族構成を中心に、息子に関する真相や、娘や義理の息子との関係まで、わかりやすくご紹介します。
昭和のスター夫婦の知られざる素顔に、あなたもきっと驚くかもしれません。
「神津家って、実はすごい芸能一家だったんだ!」と思っていただける内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
神津善行 森公美子
10/15(水) 徹子の部屋一昨年の大晦日に亡くなった中村メイコさん。一人では何もできない妻を思うと、あの世で困っていないか涙が止まらない。今は仏壇代わりの「メイコの部屋」の前で会話をする。
森さんにとって神津さんは友達の父親で恩人。https://t.co/gKwgu882M7 pic.twitter.com/xfV7IhQQRT— 銀幕スタア(邦画)TV出演情報 (@houganojidai) October 10, 2025
神津善行と中村メイコの家族構成とは?
日本を代表する音楽家と女優。
まるでドラマのキャスティングのようですが、実在のご夫婦である神津善行さんと中村メイコさんは、まさに芸能界の重鎮カップル。
さらに娘は作家、娘婿は俳優という芸能一家ぶり。
今回は、その家族構成を丁寧にひもといていきます。
さっそくですが、家族の中心となるお二人のプロフィールから見ていきましょう。
驚くような経歴と、思わず笑ってしまうチャーミングな一面もあるんです。
神津善行さんのプロフィール
神津善行(こうづ よしゆき)さんは、1932年1月2日生まれ、東京都出身の作曲家・編曲家・ピアニストです。
国立音楽大学器楽科を卒業しており、まさに正統派のクラシック畑から芸能界へ飛び込んだ人物です。
テレビドラマ、映画、舞台、そして歌謡曲と、活躍の場は実に多岐にわたり、「影のヒットメーカー」として数え切れないほどの作品を世に送り出してきました。
代表的な作品には、NHKドラマや東宝映画の音楽などがあり、知らないうちに神津メロディーに触れていた方も多いのでは?
彼の音楽は、優雅さの中にあたたかさがある…そんな感じがします。
筆者の勝手な印象ですが、神津さんの音楽は「真面目すぎない真面目さ」があって、ちょっとお茶目な人柄がメロディーからにじみ出ているような気がします。
知的なのに、どこか親しみやすい。それが神津ワールドの魅力でしょう。
中村メイコさんのプロフィール
中村メイコさんは、1934年5月13日生まれ、東京都出身の女優・タレント・エッセイストです。
なんと、映画デビューは2歳のとき!「日本一早いデビュー女優」と言われたのも納得です。
テレビ、舞台、ラジオにと、あらゆるメディアで活躍されており、その軽妙でユーモラスな語り口は、まさに“昭和のテレビ黄金期”を彩った顔とも言えるでしょう。
筆者も個人的に、中村メイコさんのユーモアあふれる話し方が大好きで、バラエティ番組などでの「キレのあるご意見番」ぶりには何度もうなずかされたものです。
それでいて、戦中・戦後を生き抜いた経験から来る言葉の重みもあり、まさに「話すたびに含蓄がある」存在です。
神津善行さんと結婚したのは1957年。お二人とも高い芸術性とユーモアを併せ持ち、見事なパートナーシップを築かれておりました。
中村メイコさんは、2023年12月31日、肺塞栓症のため89歳で他界されています。

出典:『https://mainichikirei.jp/article/20220504dog00m100000000c.html』
神津善行と中村メイコの息子は誰?
神津夫妻に息子はいるのか?
結論から申し上げると、中村メイコさんと神津善行さんご夫妻には、息子さんが一人いらっしゃいます。
・家族構成の全貌: ご夫妻は、2人の娘さんと1人の息子さんの計3人のお子様をもうけています。
・長男の名前と職業: その長男は、神津善之介(こうづ よしのすけ)さんです。彼は芸能界の道は選ばず、現在は洋画家として活躍されています。
・国際的な活動拠点: 善之介さんは19歳の時にスペインに渡り、以降、主にスペインを拠点に制作活動を続けていらっしゃいます。
俳優と音楽家という、華やかで才能に溢れたご両親を持ちながら、ご自身は全く違う「美術」の道、しかも海を越えたスペインで活躍されているというのは、本当に個性的で素晴らしいですね。
ご両親から受け継いだアートの才能を、異国の地でキャンバスにぶつけている姿は、まさに神津家らしい自由な生き方だと感じます。
スペイン・マドリードを拠点とする洋画家、神津善之介さんの個展が、福岡市・天神の福岡三越4階にある岩田屋三越美術画廊で開かれています。https://t.co/TPWw4Igj0B
— 西日本新聞me | 福岡ニュース (@nishinippon_dsg) September 26, 2025
息子として誤解されがちな人物とは?
中村メイコさんの息子さんといえば、画家の神津善之介さんで間違いありません。
しかし、時に「息子さんでは?」と誤解されがちな人物や、勘違いされやすい情報があります。
・姉の夫: 中村メイコさんの次女・神津はづきさんの夫、つまり義理の息子さんにあたるのが、俳優の杉本哲太さんです。杉本さんは非常に知名度が高い俳優さんですので、「中村メイコさんの息子」と誤解される方がたまにいらっしゃいますが、血縁関係はありません。
・ユーモアな子育てエピソード: 中村メイコさんは、娘時代と息子時代で子育ての環境をガラリと変えており、そのエピソードが話題になります。娘たちが幼い頃は、夜な夜な芸能人が集まる賑やかな家で、娘たちは酔い潰れた大人をかき分けて登園していたそうですが、善之介さんが生まれると「普通に育てたい」と閑静な住宅街へ引っ越されました。
娘さんたちからすれば、「ええ!?弟のときだけ急に優等生スタイル!?」とツッコミたくなるようなエピソードです。
しかし、この自由で奔放な「メイコ流」子育てこそが、芸術家として大成した神津善之介さんの個性と感性を育んだのかもしれませんね。
中村メイコさんの人生は、どこまでも型破りで面白いです!
娘・神津カンナと神津はづきさんについて
神津カンナさんのプロフィール
長女の神津カンナさんは、主に作家・エッセイストとして活躍されています。
妹や弟とは異なり、文筆業という道を選びました。
アメリカ留学経験もあり、その知性と国際感覚が文章に深みを与えています。
神津家の型破りなエピソードを、愛情とユーモアを持って伝える「家族の語り部」のような存在でもいらっしゃいます。
近年は食道がんの手術をしたと公表しています。
母親も急死して自身も食道癌に‼️
っていうか急に老けちゃってビックリ。どっちが親かわからない程😱【作家神津カンナ氏(65)、1年半前に食道癌の手術をしていたと明かす 母中村メイコさん「送る会」で】https://t.co/0HSy0dfBha https://t.co/Bv3g7F6eN7 pic.twitter.com/yABRWKrdgJ
— 🗣️Ping, Pang, Pong 🗣️ (@salome8326) March 18, 2024
神津はづきさんのプロフィール
次女の神津はづきさんは、ご両親と同じ女優の道に進まれました。
女優業に加え、近年は刺繍作家としても活動されるなど、多才な才能をお持ちです。
幼少期には、母・中村メイコさんの「芸能人が集まる賑やかな家」での子育てを経験しており、その奔放な環境が感性を育みました。
1992年に俳優の杉本哲太さんとご結婚され、現在は3児の母でいらっしゃいます。
神津はづきさんが語る、亡き母・中村メイコさん(89)の素顔「私はね、母に涙を見せたことがないんです、あの人は“母”ではなかったから」
初著作『#ママはいつもつけまつげ』の5刷が決定🎉ますます話題です。ぜひご覧ください。#神津はづき #中村メイコ #美空ひばり #母娘 https://t.co/3sVE29oqzT
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娘婿・杉本哲太さんとの関係
俳優の杉本哲太さんは、中村メイコさんご夫妻の次女・神津はづきさんの夫、つまり義理の息子にあたります。
個性豊かな神津ファミリーの頼れる娘婿として、公私ともに良好な関係を築いています。
杉本さんと神津はづきさんは長年連れ添い、互いに支え合う夫婦仲の良さでも知られています。
神津家に、俳優の「熱い魂」を持ち込んだ重要なメンバーです。
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芸能一家としての神津家のつながり
神津善行さんと中村メイコさんご夫妻が築いた神津家は、まさに日本を代表する「芸能・芸術一家」です。
ご両親の華々しい才能は、娘さんたち、息子さん、そして娘婿にまで受け継がれており、その家族の結束力とユニークな活動は、常に世間の注目を集めてきました。
この「神津一座」とも呼べる一家のつながりを見ていきましょう。
家族全員が芸能・文化界で活躍
神津家は、ご両親を筆頭に、お子様全員がそれぞれ異なる芸術分野で活躍している、非常に珍しい一家です。まるで、家族全員が異なる楽器を担当するオーケストラのようですね。
・父親(神津善行): 作曲家・音楽家。
・母親(中村メイコ): 女優・タレント。
・長女(神津カンナ): 作家・エッセイスト。
・次女(神津はづき): 女優、刺繍作家。
・長男(神津善之介): 洋画家(スペイン拠点)。
・娘婿(杉本哲太): 俳優(次女の夫)。
このように、音楽、演劇、文学、美術と、「表現すること」に関する才能が、見事に一家の中で分担されています。
中村メイコさんの奔放さと、神津善行さんの確かな芸術性が、子どもたちの個性的な進路を後押ししたと言えるでしょう。
家族会議では、演技論から作曲、絵画、そして文章まで、あらゆるジャンルの芸術論が飛び交っていそうです。
一般的な家庭ではまずありえない、知的で刺激的な日常を送っていらっしゃったのだろうと想像すると、中村メイコさんの豪快な笑い声が聞こえてくるようですね!
テレビ番組などでの家族共演も話題
神津家は、その結束力とユーモラスなエピソードの多さから、テレビ番組などで家族共演することが多く、その度に大きな話題となりました。
・親子での出演: 中村メイコさんと娘さんたちが、対談形式の番組で「型破りな子育て」の思い出を語り合うのは、お馴染みの光景でした。娘さんたちが語る、母メイコさんの破天荒ながら愛情深いエピソードは、多くの視聴者に笑いと共感を呼びました。
・きょうだい共演: 次女のはづきさんと長男の善之介さんが、亡き母の思い出を語る企画などで共演されたこともあります。スペインを拠点にする画家と女優という異色のきょうだいが並ぶ姿は、神津家の芸術性の広がりを感じさせます。
・娘婿の存在: 娘婿である杉本哲太さんも、義理の母である中村メイコさんとのユニークな関係性を番組で語るなど、神津家の「外せないレギュラーメンバー」として存在感を放っています。
神津家は、全員がプロの表現者ですから、家族の思い出話一つとっても、構成やオチが完璧で、まるで上質な演劇を見ているかのようです。
この一家は、私生活も「メイコ一座」によるライブエンターテインメントだったと言っても過言ではないでしょう!
★本日あさ7:30★
ゲストは女優中村メイコさん&長女神津カンナさん&次女はづきさん✨👏とにかく何でも捨ててしまうというメイコさんですが、ゴミ清掃員の方から「これは捨てない方が・・・」と返されたものは一体何?A家族のアルバム
B助演女優賞のトロフィー
C着物正解はこの後!#サワコの朝 pic.twitter.com/BAJDhmdDcy
— サワコの朝 (@sawako_no_asa) September 20, 2019
最終まとめ:神津善行一家とその息子について
女優の中村メイコさんと作曲家の神津善行さんご夫妻は、2人の娘と1人の息子、合計3人のお子様に恵まれ、お子様、そして娘婿の杉本哲太さんに至るまで、皆が芸能・芸術分野で活躍する「芸術一家」として活躍されていました。
ご夫妻の長男は、神津善之介(こうづ よしのすけ)さんで、彼はご両親と同じ芸能界ではなく、洋画家の道を選び、現在はスペインを拠点に活動されています。
中村メイコさんは、娘時代と息子時代で子育ての環境を大きく変えるという型破りな教育を実践し、自由な環境で、善之介さんの芸術的な感性を育んだと言われています。
現在、この家族は、亡き母・中村メイコさんの思い出を語り合うなど、テレビ番組で共演されることも多く、強い絆で結ばれています。
画家、作家、俳優、音楽家という異なる才能を持つ一家の物語は、日本の芸能史におけるユニークで愛すべき存在であり続けています。
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